養育者-子ども間相互行為における責任の文化的形成

文部科学省科学研究費補助金:若手研究(S)

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CCI概要

養育者-子ども間相互行為における責任の文化的形成(CCI)について

本研究では,相互行為における応答の力(ability of response)が基礎となり,子どもと養育者の双方が責任(responsibility)を徐々に発達させると考えて,責任が文化的に形成される仕組みを探求します.
具体的には,以下の4つの研究テーマについて様々な文化的集団(日本,アジア・アフリカの諸民族,米国など)におけるデータの収集・分析を進めています.

  • 1.乳児の規則性を用いた行動の相互調整:乳児の規則的な行動に対して養育者が随伴的に行動を調整していく過程の文化的多様性を明らかにします.
  • 2.初期音声コミュニケーションにおける音楽性:養育者-子ども間相互行為を音楽的な対話とみなし,初期音声コミュニケーションとそこに反映されている社会制度との関係を論じます.
  • 3.乳幼児によるエージェンシーの表示と解釈:モノのやりとり活動において,乳幼児が自らエージェンシーを示すとともに相手が示すエージェンシーを解釈できるようになる過程の文化的特殊性および共通性を明らかにします.
  • 4.相互行為としての模倣活動:模倣を一連の行為連鎖からなる活動とみて,子どもがその中で適切に振る舞えるようになる過程および乳幼児の模倣活動を用いた社会的活動の文化的多様性を明らかにします.

 

文部科学省科学研究費補助金 若手研究(S)「養育者-子ども間相互行為における責任の文化的形成」
研究代表者: 高田 明 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・准教授)

Topics

  • 本サイトは、文部科学省科学研究費補助金若手研究(S)として採択されたプロジェクト「養育者ー子ども間相互行為における責任の文化的形成」(平成19年10月~平成24年3月)のホームページです.
    CCIメインサイト設置にともなって、サイトリニューアルを行うとともにURLを変更しました

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