基盤S事務局より、メルマガを配信しました!

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「京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座」のアンケートにて希望してくださった方々に、基盤S事務局よりメルマガを配信しました。

配信をご希望の方は、こちら(cci.takada.labアットマークgmail.com)までご連絡ください。お待ちしております!

【メルマガ#4】基盤S事務局からのお知らせ(2024年3月9日)

みなさま
京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座第5回にご参加くださり、ありがとうございました。
科研費基盤(S)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」が担当した公開講座は今回で終了ですが、今後も様々なセミナーやコロキアムを開催していきます。

☆さまざまな情報を、科研費基盤(S)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」のウェブサイト(https://www.cci.jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/efm/)にて公開しております。
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・【派遣報告】教員 カメルーン派遣報告書
・【派遣報告】教員 ボツワナ派遣報告書
・【派遣報告】大学院生 ナミビア派遣報告書
・【学会情報】生態人類学会研究大会のお知らせ(2024年3月27~28日)
・【インタビュー記事】山内太郎先生(北海道大学健康科学分野・教授/ 分担者)
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☆公開講座 を終えて、担当した研究者より感想が届いています。
<第5回・原田英典>
サブサハラ・アフリカでは水と衛生の確保は社会的に重要な課題です。プライベートな問題であり,公共の問題でもある水と衛生は,廃棄物,排水,都市計画,公衆衛生などが複雑に絡む地域の問題でもあります。また,その効果は必ずしもすぐには現れず,将来の健康のための未来への投資でもあります。この未来への投資をどのように実現するか?講演では,身近な汚染やリスクを可視化するザンビアでの取り組みを事例に,教わるのではなく実感するアプローチを紹介しました。日本でも,多くの水を使い,多くの汚物を生み出し,多くの資源を投入して汚物を浄化して環境に返すことで,私たちの暮らしと健康が守られています。水はどこからくるのか,汚物はどこに行き着くのか?アフリカでも,日本でも,水と衛生を今一度考える機会となっていたらうれしいです。
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本メールが、令和5年度最後のメルマガになります。
公開講座に参加して下さり、本当にありがとうございました。講座にてご質問やお手紙を頂いたことが励みになっております。
来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

【メルマガ#3】基盤S事務局からのお知らせ(2024年1月22日)

みなさま
京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座第4回にご参加くださり、ありがとうございました。次回の講座は、京都大学アフリカ地域研究資料センター・准教授原田英典さんです。

☆京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座 第5回
日時:2024年2月3日(土)15時~
題名:「水・衛生と健康:ザンビア・ルサカの事例から」
会場:稲盛財団記念館大会議室(https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/access/
お申し込み方法など詳しくは、CAAS(アフリカ地域研究資料センター公開講座)
ウェブサイト(https://www.africa.kyoto-u.ac.jp/archives/info/koukaikouza2023)をご覧ください。

☆公開講座 を終えて、担当した研究者より感想が届いています。
<第4回・安岡宏和>
第4回は2018年からカメルーンで実施してきたコメカ・プロジェクトを中心に話しました。ブッシュミート・クライシスなどのプロジェクトの背景にある問題と、ハーベスト(収穫)にもとづくモニタリング方法を考案してきたプロセスについては、十分にお話することができました。やや抽象的な議論もしましたが、おおよそご理解いただけたようで安心しました。ただ、このアプローチが含んでいるラディカルな運動、つまり、中部アフリカの森において保全のベースモデルをランドスペアリングからランドシェアリングに転換していく運動については、時間の制約もあって十分に説明することができませんでした。この議論にかかわる研究成果は、近刊(2月末ころ)の『アンチ・ドムス:熱帯雨林のマルチスピーシーズ歴史生態学』(京都大学学術出版会)に書いてありますので、ぜひご覧ください。

【メルマガ#2】基盤S事務局からのお知らせ(2023年12月21日)

みなさま
京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座第3回にご参加くださり、ありがとうございました。次回の講座は、京都大学アフリカセンター・准教授 安岡宏和さんです。

☆京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座 第4回
日時:2024年1月13日(土)15時~
題名:「コンゴ盆地・カメルーン熱帯雨林で野生動物マネジメントを共創する」  お申し込み方法など詳しくは、CAAS(アフリカ地域研究資料センター公開講座)ウェブサイト(https://www.africa.kyoto-u.ac.jp/archives/info/koukaikouza2023)をご覧ください。

☆下記の内容はじめさまざまな情報を、科研費基盤(S)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」のウェブサイトにて公開しております。
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・【セミナー】第5回 子育ての生態学的未来構築コロキアム(2024年1月15日開催)
・【セミナー】第4回 子育ての生態学的未来構築コロキアム(2024年1月9日開催)
・【インタビュー記事】メンバー紹介:中川裕先生(東京外国語大学総合国際学研究院・教授)
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☆公開講座 を終えて、担当した研究者より感想が届いています。
<第3回・林耕次> 世界規模のコロナ禍を経て、「衛生」について身近に意識する機会が増えた方は多いと思います。しかし、今回の舞台となったカメルーン熱帯地域に暮らすバカ・ピグミーの場合は、現在でもほとんどパンデミック前と変わらない日常生活を営んでいるように映りました。彼らの「衛生感覚」というニュアンスを受講者のみなさんと共有するため、どのようにお伝えすればよいか悩みましたが、講座を通じて理解して頂き、共感してくださったコメントを多数拝見して安心しました。バカ・ピグミーの世界観や彼らを取り巻く環境、また、国際的な衛生の動向をより深く知って頂くうえでも、第4回(安岡)、第5回(原田)の公開講座にも改めて足をお運び頂けると幸いです。

【メルマガ#1】基盤S事務局からのお知らせ(2023年11月21日)

みなさま
京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座第1、2回にご参加下さり、ありがとうございました。次回の講座は、京都大学アフリカセンター・特任研究員 林耕次さんです。

☆京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座 第3回
日時:2023年12月9日(土)15時~
題名:「子どもの日常から探る衛生感覚:カメルーン熱帯バカ・ピグミーの事例から」 お申し込み方法など詳しくは、CAAS(アフリカ地域研究資料センター公開講座)ウェブサイト(https://www.africa.kyoto-u.ac.jp/archives/info/koukaikouza2023)をご覧ください。

☆下記の内容はじめさまざまな情報を、科研費基盤(S)のウェブサイトにて公開しております。
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・【セミナー】第116回 KUASS(Kyoto University African Studies Seminar)のお知らせ
・【ニュースレター】Newsletter No.1 (November 2023)を発行しました
・【出版】『日本における言語社会化ハンドブック』が出版されました
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☆公開講座 を終えて、担当した研究者より感想が届いています。
<第1回・高田明>
公開講座にご登録・ご参加ありがとうございます.一講師として,それから今回の連続シリーズのオーガナイズ役として心より感謝申し上げます.いずれの発表も,講師がアフリカで行ってきた長期間に渡る具体的な調査に基づいており,それぞれの現地の人々や土地に対する個人的な思いやそのときどきのそこでの半ば偶然生じた出来事を反映しています.その一方で,今回の連続シリーズのテーマである「関わる,育む,健康」は,私たちの誰もがその人生の中でしばしば向き合うことを迫られ,喜びを感じたりときには苦しんだりする課題だと思います.今回の公開講座が,みなさまとこうした課題について一緒に考える契機になれば幸いです.

<第2回・杉山由里子>
今回の講座では、これまでの私の研究を実生活と呼応するようなかたちで発表できないか、ということを意識しながら準備をしました。死は誰もが経験することなので、ブッシュマンに限らず、誰しもが何かしらの向き合い方を持っています。普段はあまり考えることのない死との向き合い方をみなさまに意識し考えていただくことで、今を生きるみなさまの感想を聞いてみたかったのです。みなさまより「弔いのディスタンスが日本の法事に似ている」とのコメントを頂き、なるほどと思いました。これまで、ブッシュマンらしさに注目してきましたが、“みんなで思い出しては忘れることの大切さ”や、“死との向き合い方がもつ記憶と忘却の両義性”など、死を通した人類の普遍性にも気づかされました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

問い合わせ先(配信の停止をご希望の方は下記までご連絡ください)
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アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築 CCI事務局
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
cci.takada.lab@gmail.com
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